ギブリー、AI検索対策とセキュリティ運用の見直しを組み込むWordPress移行サービス「Givery Next for CMS」を提供開始 ~既存コンテンツを活かしたWeb基盤の刷新、AI検索対策、公開後のセキュリティ運用の設計を一体支援~
プレスリリース
2026/10/30

AI・サイバーセキュリティに関するコンサルティング・開発支援を行う株式会社ギブリー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:井手 高志、以下「ギブリー」)は、WordPress※1で運用されている企業サイトやオウンドメディアを対象に、WordPress移行・AI検索対策Web構築サービス「Givery Next for CMS」を本日より提供開始します。
本サービスは、WordPressからの移行にAEO(Answer Engine Optimization:AI検索対策)を組み込み、セキュリティ運用の見直しと、人が閲覧しやすく、AIも情報を参照しやすいWebサイトへの刷新を一体で支援するサービスです。
Contentful・Next.js※2・Vercelを活用し、既存のコンテンツやデザイン資産を継承しながら、コンテンツ管理とサイトの表示・配信を分離したWeb基盤を構築します。あわせて、AI検索を想定したアクセス設計、コンテンツの構造化、公開ページの実装を行います。
単なるCMSの置き換えにとどまらず、人が読みやすく使いやすいことと、AIが情報を取得・理解・参照しやすいことを両立し、AI時代の情報発信に対応したWebサイトへの移行を支援します。
1 WordPress・CMS:CMS(Content Management System)は、Webサイトの文章や画像などを管理・更新するためのシステムです。WordPressはCMSの一つです。
2 Next.js:Webサイトの画面表示や機能を開発するためのオープンソースのフレームワーク(開発基盤)です。
提供の背景:脆弱性対応を、AI時代のWeb基盤へ移行するきっかけに
2026年10月21日、WordPress公式は、PHP※3の重大な脆弱性2件に対応するセキュリティリリースについて注意喚起し、PHPの速やかな更新を呼びかけました。この問題はWordPress固有のものではなく、PHPアプリケーションを提供するサーバーに関わるものと説明されています。
ギブリーは、こうした緊急のセキュリティ更新を適切に実施することを前提に、中長期の保守・更新体制やWeb基盤そのものを見直す選択肢を提供します。
一方、ChatGPTをはじめとするAI検索では、Web上の情報を検索し、関連する情報源へのリンクとともに回答を提示する機能が提供されています。企業のWebサイトには、人が直接閲覧する接点に加え、AIを介して情報が参照される接点が生まれています。
そこで本サービスでは、セキュリティ運用の見直しとAI検索対策を、別々の施策ではなく、一度のWeb刷新で取り組むテーマとして位置付けます。
ギブリーは、脆弱性への対応を契機に、人が利用しやすく、AIも情報を参照しやすいWeb基盤への刷新を支援します。
3 PHP:Webサイトの動作などに用いられるプログラミング言語です。WordPressもPHPで動作します。
Contentful・Next.js・Vercelについて
Salesforceが提供するContentfulは、コンテンツ管理と表示機能を分離した「ヘッドレスCMS」です。ブランドデザインに関わる画像などの素材と文章を項目ごとに管理し、複数のWebページに加え、メールマガジンや広告など他のチャネルのコンテンツ制作にも再利用できる基盤として活用します。
Next.jsは、Vercelの開発チームが開発を主導するオープンソースのWeb開発フレームワークです。本サービスでは、Contentfulで管理するコンテンツをもとに、Webサイトの表示や機能を構築するために用います。
Vercelは、Vercel Inc.が提供する、Webサイトの公開・配信・実行を支えるクラウド基盤です。本サービスでは、Next.jsで構築したWebサイトの配信・実行基盤として活用します。
サービスの特長
1.WordPress移行と同時に、AI検索対策を実装
本サービスでは、AI検索対策を、ChatGPTなどの回答型AIが企業の公開情報を取得・理解・参照しやすくするための、技術・コンテンツ・運用の最適化と位置付け、標準提供範囲に組み込みます。
公開対象ページについて、robots.txt※4、検索対象の制御、サイト内リンク、CDN※5・WAF※6の設定などを確認します。正規のAIクローラーによる情報取得を妨げる要因を調査し、必要な設定・実装修正を行います。
AIボットを一律に許可するのではなく、企業の情報公開方針とセキュリティ要件に沿ってアクセスを設計します。非公開情報は認証や権限設定などで保護し、公開情報への適切なアクセスを確保します。
4 robots.txt・クローラー:クローラーはWeb上の情報を自動で取得するプログラム、robots.txtはクローラーに取得対象などの方針を伝えるファイルです。robots.txtは、認証・アクセス制御や非公開情報の保護を代替するものではありません。
5 CDN:Content Delivery Networkの略です。複数の配信拠点を通じてWebコンテンツを利用者へ届ける仕組みです。
6 WAF:Web Application Firewallの略です。Webアプリケーションへの通信を検査し、不審な通信を制御する仕組みです。
2.コンテンツを構造化し、人にもAIにも伝わる情報設計へ
既存の文章や画像を移すだけでなく、サービス情報、導入事例、FAQ、記事などの情報構造を整理します。コンテンツの種類ごとに項目や関連情報を定義できるContentfulの仕組みを活用し、更新・再利用しやすい管理基盤を設計します。
例えば、サービス情報では「解決する課題・提供内容・利用条件」、導入事例では「課題・取り組み・成果」、記事では「著者・更新日・出典」を明確にします。企業の強みやサービスの適用条件を、読み手が把握しやすい形に整理します。
さらに、その構造をCMS内だけに閉じず、公開ページの見出し、本文、関連リンク、内容と整合した構造化データに反映します。Next.jsによる実装では、主要な情報をHTMLとして取得できる形を基本とし、表示と情報構造の両面を検証します。
人に向けた使いやすさについては、画面サイズに応じた表示、分かりやすい導線、適切なリンク・フォームのラベルなどを整備します。利用者に代わってWebページを閲覧・操作するブラウザ型AIエージェントの利用も見据え、ページ構造や操作要素の意味が伝わる実装を行います。
3.公開サイトの構成と不正アクセス対策を見直し、セキュリティ運用を再設計
Contentfulをコンテンツ管理基盤、Next.jsをサイト構築基盤、Vercelを配信・実行基盤として採用します。移行対象サイトの公開処理をWordPress・PHPに依存しない構成へ切り替え、旧環境の停止・隔離まで含めて移行計画を策定します。
配信にはVercelのCDNを利用します。Vercelが提供するDDoS対策※7に加え、利用プランとサイト要件に応じてWAFのアクセス制御ルールを設定します。
Webサイトへの不正アクセスを防ぐため、公開コンテンツへの正規のアクセスを確保しながら、不審な通信を制御する方針を設計します。管理画面、プレビュー環境、APIキー(外部サービスへの接続に使う認証情報)、編集権限なども含めて確認し、公開情報を適切に届け、非公開情報を保護する運用を整えます。
移行後のアプリケーションや依存ライブラリ(サイトの動作に利用する外部のソフトウェア部品)の更新について、管理方法と担当者を明確にします。あわせて、障害発生時の連絡・対応手順や、導入企業と運用担当者の役割分担を整理します。
7 DDoS:Distributed Denial of Service(分散型サービス妨害)の略です。複数の機器から大量の通信や要求を送り、Webサイトなどのサービスの継続を妨げる攻撃を指します。
4.既存のコンテンツ・デザイン資産を活かし、公開切り替えまで支援
WordPress上の投稿、固定ページ、画像、カテゴリ、カスタムフィールドなどを調査し、移行対象と変換ルールを定義します。既存デザインの継承を基本とする移行から、情報設計を含めたリニューアルまで、サイトの目的に応じて対応します。
URLの継承やリダイレクト、内部リンク、画像、フォーム、計測タグなども確認し、利用者や検索流入への影響に配慮した公開切り替えを行います。
移行・実装作業ではAIを活用しながら、変換結果や表示・動作を人が検証します。既存サイトの独自機能やプラグインに依存する機能については、再現方法と対応範囲を事前調査で確定します。
5.公開後の計測・改善まで見据え、AEOを継続できる運用へ(オプション)
公開時には、AI検索からの流入や問い合わせを確認するための計測環境と、コンテンツの更新ルールを整備します。
「AEO強化・Web拡張プラン」では、顧客の質問や比較検討を想定した質問群を定義し、AIの回答における企業・サービスへの言及や、公開ページの引用状況を定点観測します。実施日や利用環境を記録したうえで、流入・問い合わせなどの指標とあわせて評価します。
観測結果をもとに、説明が不足している情報、更新が必要な情報、関連付けるべきコンテンツを見直し、公開後の改善につなげます。
提供プラン
両プランに、AEOの基本実装とセキュリティ運用の見直しを含めます。
| プラン | 主な対象・提供内容 |
|---|---|
| WordPress移行・AEO標準対応プラン | 既存サイトのデザインやコンテンツを活かし、基盤を刷新したい企業向け。現状調査、コンテンツ・メディア移行、必要なコンテンツモデルの設計、サイト再実装、AIクローラーのアクセス設計、セキュリティ設定、公開後の運用設計、URL・リダイレクト設計、公開前検証、計測設定、運用引き継ぎを支援します。 |
| AEO強化・Web拡張プラン | 移行を機に、AI検索への情報発信と将来の機能拡張まで見直したい企業向け。標準対応プランに加え、質問・比較検討を起点とした情報設計、コンテンツタイプの再設計、主要ページ・FAQ・事例の改善、AIによる参照状況の定点観測、継続改善を支援します。 |
マイページ、会員機能、外部システムとの連携などは、将来の拡張を見据えて設計します。具体的な機能開発は、認証・権限管理・データ管理などの要件を確認したうえで、別途対応します。
ギブリーが目指すWebサイトのあり方
ギブリーは、AI活用、システム開発、マーケティング、サイバーセキュリティなどの領域で企業を支援しています。
本サービスでは、これらの領域を横断し、Webサイトの構築や情報発信に加え、公開後の更新・管理を継続するための運用設計までを一体で支援します。
人が利用しやすく、AIも情報を取得・理解・参照しやすいWebサイトと、セキュリティ対策を継続できる運用体制の両立を目指します。
サービス概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | WordPress移行・AI検索対応Web構築サービス「Givery Next for CMS」 |
| 提供会社 | 株式会社ギブリー |
| 提供開始日 | 2026年10月30日 |
| 対象 | WordPressで運用する企業サイト、サービスサイト、オウンドメディアなど |
| 基本構成 | Contentful、Next.js、Vercel |
| 提供プラン | WordPress移行・AEO標準対応プラン/AEO強化・Web拡張プラン |
| 外部サービス利用料 | Contentful・Vercelの利用には別途契約が必要です。各サービスの利用条件・利用料は、契約するプランに準じます。 |
対応範囲、不正アクセス対策の設定・更新管理・障害対応に関する支援範囲と役割分担、利用する外部サービスのプラン、継続支援の期間・内容は、事前調査と契約により確定します。
AEO対策は、特定のAIサービスにおける掲載・引用・推薦を保証するものではありません。
本サービスは、既存環境への緊急のセキュリティ更新を代替するものではありません。移行の検討・実施期間中も、現行環境に必要な対策を継続してください。
関連ウェビナーのご案内
PHPの脆弱性対応を踏まえたWeb基盤の見直しと、AI検索に対応する情報設計を解説するウェビナーを開催します。既存CMSからの移行の考え方や、コンテンツ構造化とAEOへの取り組みを紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | PHPの脆弱性対応から考える、AI検索時代のWebサイト刷新 ~既存コンテンツを活かすCMS移行と、公開後の運用設計~ |
| 開催日時 | 2026年11月5日(木)15:00〜15:40 |
| 形式 | オンライン・ライブ配信 |
| 主催 | 株式会社ギブリー |
| 登壇者 | 株式会社ギブリー 取締役CMO 吉田 将輝 株式会社ギブリー AEOスペシャリスト 小池 瑞穂 株式会社セールスフォース・ジャパン 製品統括本部 Head of Marketing Cloud 島田 崇史(予定) |
| 詳細・お申し込み | https://deca.marketing/event/20261105/ |
会社概要
| 会社名 | 株式会社ギブリー(Givery, Inc.) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル7・8階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 井手 高志 |
| 設立 | 2009年4月28日 |
| 資本金 | 50,000,000円 |
| 事業内容 | ・コンサルティング/システム開発事業 ・AX(AIトランスフォーメーション)事業 ・マーケティングDX事業 ・人的資本インテリジェンス事業 ・サイバーセキュリティ事業 |
| URL | https://givery.co.jp/ |
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